「インプラントをしてみようかな?」と思った時、今や多くの歯科医院がインプラント治療を行っているので治療を受けるのは簡単です。
では、「どこの医院でインプラントをすれば良い治療を受けられるの?」と考えた時、様々な情報が氾濫していて、なかなか選択が難しいのが現状だと思います。
そこで、医院選びの目安として、参考にして頂きたい項目をご提示いたします。
様々なリスク対策を行っているか?
安全に行うためCT撮影を実施しているか?
患者様が思っていることを、しっかり聞いてくれる環境が整っているか?
経験年数、症例数、成功率などの実績はしっかりあるか?
複数の医院で、実績や安全に対する取り組み、そしてその医院の治療コンセプト等を聞くことが大切です。不安や疑問点はしっかりと担当医に相談し、疑問をなくしてから治療を受けるようにして下さい。
下馬デンタルオフィスでは、インプラント治療に際して5つのこだわりをもって治療にあたっております。安全・確実な治療は当然として、いかに患者様に満足して頂けるか、いかに治療後もお口の健康状態を維持していただけるかに焦点を当てて、インプラント治療体制を構築しております。
以下、当院のインプラント体制をご紹介いたします。
インプラント治療で一番大切なことは『安全・確実』です。当たり前のことですが、これが一番重要でありそのための努力を怠らない事が必要だと思っております。
私たちは、安全性・確実性を高めるために次の取り組みを行っております。
術前のCT検査などによる詳細な骨状態の把握
当院では「院内」にCT装置を設置しています。
院内にCTを設置している歯科医院は全国でもほんのわずかです。
院内にCTを設置することで、オペ後すぐにインプラント埋入状態が判明するため、安心・確実な治療が行えます。
院内にCTが無い場合は、すぐにチェックができないため、もし何かあった場合のリスク回避が難しくなります。
CTとは、立体的(三次元)に骨の状態や神経の位置を把握できる特殊な撮影装置です。
インプラント治療においては、様々なリスクが存在します。そのリスクを回避するためには、事前に、より正確な情報を把握する必要があります。
従来のレントゲンでは見えなかった事、分からなかった事が、歯科用CT撮影なら正確に把握することができ、患者様の安全性とインプラント治療のクオリティーを高めることが可能となります。
感染を防ぐための滅菌や衛生管理
医療機関として当然の事です。
当院では大学病院と同じレベルの滅菌体制をとっています。
また、オペ時には数時間前から患者様の出入りを禁止し、万全の感染対策・滅菌対策をおこなっております。
緊急時対応(AED、生体情報モニター)
備えあれば憂いなしです。
世界的に評価の高いインプラントメーカーの活用
当院では、アストラテック、3iなどを使用しています。
インプラントメーカーは何十種類も存在し、安全性・確実性がしっかりと立証されているメーカーはそれほど多くありません。
当院では世界的シェアを誇り、かつ、世界のドクターから認められているインプラントメーカーを採用しております。
インプラント治療は、「歯が入って噛めるようになったら治療終了」と普通は考えます。しかし、私たちはそこからが始まりだと考えております。
それは歯を入れることが私たちのゴールではなく、どれだけ長く持つかが私たちのインプラント治療のゴールだと考えているためです。
高額なインプラント治療をして、数年でダメに
なったら患者様も残念ですし私たちも残念です。
早く歯を入れて終わりではなく、長くもつ
インプラントをしたいというのが私たちの思いです。
基本に忠実で丁寧に治療を行い、長期的に機能させ、
患者様がどれだけ長くインプラントで楽しい生活を
送れるかがポイントだと思っております。
まだまだ日本の歯科医療には「チーム医療」という考えが根付いていないのが現状です。
1人のドクターがすべての治療を行う現状がある。たとえその治療に精通していなくとも・・・・。
欧米などの医療先進国では、治療が細分化され、それぞれの工程で専門家が存在します。
これにより、最高の治療が可能となります。
当院でもチーム医療を推進し、各分野での専門家が集結しております。
インプラント治療に置いても例外ではありません。
術前には、多数のドクターによる症例検討会を開催し、手術においては大学病院に在籍しているインプラント専門医(2000症例以上の実績)が執刀を行います。
また、ケースによっては静脈内鎮静法を行う麻酔専門医もチームに加わります。
※インプラント担当医のメッセージは対談をご覧ください。
「インプラント治療が一番良い治療法とは限らない。」
これはとても重要な考えです。
歯を失った場合の治療には、インプラント以外に
入れ歯やブリッジなどの治療法もあります。
インプラントには、たしかに他の治療法にはない
メリットがたくさんあります。ただ、他の治療より
全ての面で優れている訳ではありません。
インプラントは外科処置が必要であり、
それがどうしても不安な方もいらっしゃいます。
その時は、一度、入れ歯にトライしてみるのも
一つの選択肢だと思います。
まずはお悩み、ご希望、疑問などを何でもお話し下さい。
その上で、数ある治療法の中から患者様に適したものを一緒に考えていきたいと思っております。
手術は局所麻酔で行うのが通常なのですが、意識がはっきりとしているため、手術中の物音や会話が全て聞こえてしまい、緊張や不安を感じてしまうことがあります。このことが原因で、心身に大きなストレスをもたらし、場合によってはパニックになったり、呼吸・血圧・脈拍等に影響を与えることもあります。
そこで、患者様のご要望がある場合は、全身麻酔に近いにも関わらず身体に負担の少ない、静脈内鎮静法という方法を当院では併用しています。この静脈内鎮静法により患者様は「うとうと」した状態になり緊張や不安を感じないまま手術を終える事が出来ます。
この方法を利用した患者様のほとんどが「気づいたら終わってた」とおっしゃいます。もちろん、副作用や後遺症などありませんのでご安心ください。
当院では静脈内鎮静法を利用する際は、提携している麻酔専門医の先生と共に治療を行います。麻酔専門医は、手術中、生体情報モニターで脈拍・血圧・心電図・呼吸・酸素飽和度等の全身状態を厳重に監視しながら薬の量の調整・管理を行いますので、手術の安全性・確実性が高まることになります。
インプラント技術・製品は年々改善され、今ではしっかりした事前対策・技術レベルがあればほとんどが成功します。
ですので、次に考えなければならない事は「いかに自然に美しく」インプラントを埋入するかという事になります。
当院では早期からこの課題に着手し、今では次の手法で一定の成果を上げています。
プラットホームスイッチング
これは「どのインプラントメーカーを使っているか」が重要になります。
一口にインプラントと言っても多くのメーカーが存在し、それぞれ特徴があります。
当院で採用しているアストラテック、3iという
インプラントメーカーは特に「審美面」に特徴を持つ
インプラントメーカーで、インプラント体に
プラットホームスイッチングという考えをとりいれています。
専門的なお話しになってしまうので詳細は割愛しますが、
要はインプラントを埋入した後、通常のインプラントでは
歯茎が若干下がってしまう現象が生じることがあり、
見た目が悪くなってしまいますが、プラットホームスイッチング
をとりいれたインプラントの場合は、この現象を最小限に
抑えることができ、歯茎が下がらず見た目が悪くならない
という事です。
歯茎移植(歯茎再生治療)
歯周病が原因で、歯槽骨とよばれる歯を支えている骨が減ると、それに伴い歯槽骨を覆っている歯茎も一緒に下がってきます。歯茎が下がることで、見た目が悪くなることはもちろんですが、虫歯や歯周病になり易く、知覚過敏の原因にもなります。
この下がった歯茎を、昔のように健康的な歯茎に戻す治療を「歯茎の再生治療」といい、
当院では積極的に行っています。
下記の写真は、歯茎が下がり長くなった歯を、元の長さに回復させた当院の症例です。
いかがでしょうか。歯茎が元通りになっているのが分かります。
この治療は非常に高度な技術や知識が必要とされるため、全国でもごく一部の歯科医院でしか行われていません。
当院では治療経験が豊富な医師が担当するため安心して治療を受けられます。
人工骨移植
骨が少ないと、インプラントを埋入した際、歯が長く見えてしまいます。
それを防ぐため骨造成を行います。
骨量が少ないということは、インプラントを埋め込む「場所」がないと同じことになります。このような場合、ドクターによっては「骨の量が少ないですのでインプラントはムリですね」と患者様にお伝えする場合もあります。
しかし、現在は骨の量が少なくてもインプラントをすることができる技術が既に確立されています。
主に「骨が少ない部分に骨を造成する手法」と
「骨のある部分を探してそこに埋め込む手法」
が主流です。
当院では「骨が少ない部分に骨を造成する手法」
を採用しています。
具体的にはGBR、サイナスリフト、ソケットリフト
などの手法を使います。
他院でインプラントができないと言われてしまい、インプラント治療をあきらめてしまった方。一度当院でインプラント治療の可否を再診断してみませんか?
インプラント治療の流れは?
基本的な治療の流れは次のようになります。
手順1:インプラント体を埋め込みます。
手順2:歯肉を縫合し2~6カ月の安静期間をおきます。
手順3:「接続部分の連結治療」と「型取り」を行い2週間ほどの安静期間をおきます。
手順4:かぶせ物をして治療終了となります。
インプラント体を入れてからかぶせ物をするまでの安静期間は下あごで2~4か月、上あごは4~6カ月です。治療終了までは期間が少しかかりますが、この期間は、成功率や術後のインプラントを長くもたせるためにはどうしても必要な期間となります。
上記は2回法(2回の手術を行う)と呼ばれる基本的なインプラント治療の流れです。ほかにも1回の手術で終わらせる術式、即時修復(手術と同時に仮歯が入る術式)などをする場合は治療の流れは少し変わってきます。詳しくは当院にお問い合わせください。
インプラント手術のために入院する必要はありますか?
入院の必要はありません。手術当日に帰宅できます。
治療費はどのくらいするのでしょうか?
インプラントには保険の適用がありません。自費診療となります。費用はインプラントの本数、取付ける人工の歯の種類、お口の中の状態により人それぞれ異なってきます。まずは担当医とよく相談してからの判断となります。
インプラント手術前にどんな治療が必要ですか?
虫歯や歯周病がある場合は、そちらの治療をしてからインプラント治療に入ります。
インプラントはどのくらいもつのでしょうか?
インプラント自体はチタン製なので半永久的に機能します。しかし、お手入れがしっかりしていないと通常の歯と同様に歯周病のような状態になり、インプラントの周囲の骨がやせてきてグラグラしてきます。しっかりとしたメンテナンスをすることで、10年経過後も95%以上の方々がインプラントを快適に使用しています。
インプラント治療はどんな人でもできるのでしょうか?
事前検査の結果によっては、稀に治療に不適応な方もいらっしゃいます。具体的には下記のような方です。
①成長過程にある若年者の方
②免疫不全の方
③1型糖尿病の方
④常的ホルモン治療・放射線治療を受けている方
また、インプラント治療不適応ですが、生活習慣の改善や、治療による症状改善により、インプラント治療が可能となる場合があります。具体的には下記の方になります。
①お口の中の清掃状態が悪い方
②歯周病の方
③インプラントを埋め込む骨の厚さが少ない方
④喫煙者
⑤骨粗鬆症の方
⑥2型糖尿病の方
当院で治療した症例をビフォア・アフター形式でご紹介します。
ご興味のある方は症例集をご参照ください。
詳細は料金表をご参照ください。
※インプラントは医療費控除の対象となります。
料金表に詳しく記載していますのでそちらをご参照ください。